09月23日 ラサでは5つ星ホテル「雅魯藏布大酒店」(ヤルツァ
ンポホテル)に宿泊。ヤルツァンポはブラマプトラ川上流の川
の名前。なのでホテルの英語名は「BRAHMAPUTRA GRAND
HOTEL」である。
ホテルの2Fは博物館になっている。
なんでも漢族の経営者がチベット族から買い集めたものらしい。
ロビーのトイレ入口もこの豪華さ。
そしてこれがトイレ内の個室のドア。 ロビー。 エレベータホール。
客室の扉と扉の間にも美術品が…。
ただ、部屋のランプが故障していたので申し出ると部屋を変える
わけでもなく直すのに時間がかかったりとサービスは今ひとつ。
西蔵公路完成記念のモニュメント。 まずはダライラマ7世と14世の夏の離宮であるノルブリンカへ。
ホテルの窓からの景色
塗り壁の雰囲気と樋の位置がおもしろい。 門前にはかわいい犬(チワワ風)がいた。
そして中には番犬であるチベット犬。 離宮内にはダライラマ14世の使っていたオーディオなどもその
まま残っている。ダライラマ14世はここからインドへと亡命した
のだ。
ダライラマ14世などが子供の頃勉強していた学問所。
ラサの街も漢族商店がいっぱいだ。去年の暴動ではこういう
商店が襲われたのだろう。
中国によくある大都市の風景の向こうに…あれ? 商店の向こうに見えているのは… やっぱりポタラ宮である。こんな街中にあったのだ。
ポタラ宮の前は大通りだ。なんだか姫路城前に似ている。
標高3650mで、300段の階段を登っていく。
丁度富士山9合目あたりから山頂を目指す感じだろうか。
ポタラ宮の前には広場が。そこはかつてチベット族が五体投地
をしていた草原だったらしい。
ヤクの毛で織った日よけが下がっている入口。
入口には仁王の仏画。 ヤクの毛の織物のため中は薄暗い。
下の入口で全ての液体は持ち込み禁止のため、登りきった
中庭ではミネラルウォーターが販売されている。
この入口の階段を登りきったら撮影は禁止。
入口のチケットを確認する人たち。供えものの布に寄りかかっ
ているところを見ると漢族だろうか?
そして見学が終わって外へ。空の色が濃い。 中で出会った漢族の僧侶。天台宗だということだ。
ポタラ宮の骨組みは意外なことに木造だということだ。 赤茶色の部分は丁度茅葺のようになっている。
夏涼しく冬温かいためだという。日本と同じだ。
そして黒いところはヤクの毛の織物。
ポタラ宮からみたラサ市街
帰りは市街地を見下ろしながら坂道を下っていく。
ポタラ宮は城なのだなと思う。 城壁の上に金色の屋根がのぞく。その屋根の下には歴代ダライ
ラマの遺体が安置されている。
坂道の途中にはタルチョが揺れる。 仏像が描いてあるものと
馬が描いてあるものとがある。 参道にはマニ車が並ぶ。
世界遺産の碑にはハンディータイプのマニ車を回すチベット
族が観光客とともに座っている。
軍隊・警察があちこちにいる。
ポタラ宮前の広場には中国国旗 左右対称ではないところがいい
チベットが中国の自治州になったことを記念する碑 民族衣装を着せて記念撮影をする商売人 次はセラ寺へ。去年の暴動ではここのお坊さんにも参加者が
いたということで軍隊がたくさんいた。
有名な問答風景。なんだか中学校の授業のような感じで
けっこう楽しそうにやっていた。
学校のようだが一生をここで過ごすことになるのだ。
六道輪廻図。ここ以外でもよく描かれていた。
向こうにポタラ宮が見える。
「下校」の時刻。問答を続けている僧侶も。 周りの宿舎に帰っていく。
モップ犬 ヤク肉を売っている。
チベット仏教の僧侶は肉も食べるとのことだ。
トイレ 最近の中国では「厠所」ではなく「洗手間」ということが
多いみたいだ。「便所」ではなく「御手洗」と言う感じだろうか。
バスからの街並み。 スーパーマーケットで買い物。酒と茶などは高い。
テレビ局。ここの広告が街中にあふれていた。 チベット料理の店へ。
拉薩ビール。青島ビールをフルーティにした感じでおいしい。 「ツァンパ」。ナンのようなもの。 ヤク肉のカレー味の煮物など。なんだかインド料理に似ている。
ヤク肉の餃子もある。ヤク肉はくせのない羊肉のような感じ。
拉薩百貨店 ラサは日本車が多い。ドイツ車が多い中国の他の街とは違う
ところだ。特にトヨタのランドクルーザーが人気だということだ。
この日はホテルで洗濯をした。翌日部屋の掃除をしにきた
従業員により、バスローブをかけるためパンツがハンガーから
はずされていた。

2009.09.23 チベット旅行(4) ラサ(ノルブリンカ・ポタラ宮・セラ寺)

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